サッカーは芝居になるか | ■RED AND BLACK extra■舞台と本の日記

サッカーは芝居になるか

今さらですが、サッカー日本代表のワールドカップ出場決定、おめでとうございます。昨日ようやく、試合の映像を見たのですが、最初「これは練習風景かな」と思ってしまいました。無観客試合だったんですよね。

では無観客芝居というのがあったとしたら…

音楽やバレエのようにコンクールをするとしたら、観客がいないというのもありうるかもしれませんが、芝居の場合、ちょっと考えにくいです。強いていえばゲネプロとか? でもそれは練習ですから、サッカーの無観客試合とは意味合いが違います。

ところで、さすがにサッカーはお芝居にはならないでしょうか。
映画はいろいろつくられていますが(邦画はあまりないかも)、これだけ人気のあるモチーフだというのに、ステージで取り上げられないのはもったいないかもしれません。22人が舞台を駆け回って試合の様子を再現する… これは無理があるな。

でも、一人芝居なんかだったらどうでしょう。プレーヤーや監督の心理描写を中心として。ピッチを走っている人を描写するのは難しいし実況中継風味になってしまうかもしれませんが、例えば味方の背中を見続けているゴールキーパーの気持ち、ベンチにいる控え選手のひやひやした心境、緊張しっぱなしの監督とか。ロッカールームでのチームの葛藤なんかも、芝居になるかな。


ザスパ草津の話 や、アルビレックス新潟の話 のように、周りを巻き込んだ物語もいいな。

だれか書いてくださーい。

キャラメルボックスの西川浩幸さんが演じたコントラバス奏者の一人語りや、風間杜夫さんの「カラオケマン」「旅の空」「一人」といった一人芝居をイメージしてみました。

以上、楽しい想像でした。(ヒマだった)