NO DAY BUT TODAY…が聞きたい
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昨夜は、BWミュージカルのドキュメンタリー番組(NHK BS2)が最終回でした。ちゃんと最後まで観ました。
80年代以降の動きということで、おなじみのキャメロン・マッキントッシュやアンドリュー・ロイド=ウエーバーといった作り手が取り上げられました。伝統的なミュージカル音楽が人々の嗜好と合わなくなってきたこと、膨大な制作費がかかるなかで大手資本がリスクをとりたがらなくなっていること、など現在のBWが抱える問題をどう考えるか、いろんな人が答えてました。
キャメロン・マッキントッシュが言うには、ニューヨークである程度の規模のミュージカルを制作するのには1200万ドル以上必要なんだそうです。13億円くらいってこと? ロンドンでならそこまでかからないそうですが、やっぱりBWで成功しないと意味がないというようなことを言ってました。
昨日映った作品は、さすがに知っているものばかり。「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」をBGMに、同作品の「ABCカフェ(学生たちが街へ出ていくところ)」「ワンデイモア(コンサート版だったのかな? バルジャンとコゼットが立っていた)」のほか、「ミス・サイゴン」から「Sun and Moon」の歌のレッスン風景とヘリコプターのシーン、「オペラ座の怪人」、「キャッツ」などの舞台映像が流れました。
中でも「レント」のジョナサン・ラーソンについては、時間を割いてエピソードが語られていました。
レント、また観たいな… ぜひ日本語版で。「NO DAY BUT TODAY」この言葉がひしひしと沁みるのは、内容のリアリティゆえだと思うからです。